「ちゃんとやらなきゃ」って、いつからこんなに重くなったんだろう
夜、洗面所の前で立ち止まる。
鏡に映る自分の顔を見ながら、ふと思う。
「私、いつからこんなに“ちゃんと”に縛られてたんだろう」
スキンケア。
本当は、嫌いじゃない。
でも、楽しめなくなったのはいつからだろう。
47歳。
仕事も、家のことも、毎日それなりに頑張ってる。
それなのに、
スキンケアだけは「ちゃんとできてない自分」扱い。
気づけば、
肌より先に、気持ちのほうが疲れていた。
40代になると、スキンケアが「作業」になってしまう
20代の頃は、
新しい化粧品を試すのが楽しかった。
30代は、
エイジングケアという言葉に少し焦って、
情報を集めては真面目に塗っていた。
でも40代の今は、違う。
化粧水、乳液、美容液、クリーム。
順番も、量も、正解も、よくわからない。
「全部やらなきゃ意味ないんでしょ?」
そう思うほど、手が止まる。
スキンケアが、
自分を労わる時間じゃなくて、
こなさなきゃいけない作業になっていた。
最低限のスキンケアでいい、と言われたらホッとした
ある日、何気なく目にした言葉。
「40代のスキンケアは、最低限でいい」
それを見た瞬間、
正直、ちょっとホッとした。
「え、いいの?」
「そんなこと言っていいの?」
今までずっと、
足りない、足りないって言われ続けてきた気がするから。
でも考えてみたら、
毎日続かない完璧なケアより、
続く最低限のほうが、よっぽど現実的だった。
頑張らないスキンケアは、逃げじゃなかった
「頑張らない」って聞くと、
どこか手を抜いているように感じる。
でも、40代の毎日を思い返してみる。
仕事、家族、家事、予定、気遣い。
頑張らない日なんて、ほとんどない。
それでもさらに、
夜のスキンケアまで頑張れって言われたら、
正直、無理だと思った。
頑張らないスキンケアは、
サボりじゃない。
生活を壊さないための選択だった。
「これだけでいい」と決めたら、気持ちが軽くなった
ある時から、私は決めた。
夜は、これだけ。
できる日は、これだけ。
それ以上は、無理にやらない。
すると不思議なことに、
「やらなきゃ」という重さが消えた。
完璧を目指さなくなったら、
逆にスキンケアに触れる日が増えた。
40代のスキンケアに必要なのは、
意志の強さじゃなくて、
ハードルの低さだった。
40代スキンケアは「少ない=悪」じゃない
たくさん塗らないと不安になる気持ち、
すごくよくわかる。
でも、
塗ること自体が負担になっているなら、
それはもう合ってない。
スキンケアは、
量より、気持ち。
最低限でも、
「今日はこれでいい」と思えるほうが、
ずっと長く続く。
40代の美容は、
足すことより、削ることが大事な時期なのかもしれない。
「続く形」を選ぶのは、甘えじゃない
今まで、
続かない自分を責めてきた。
でも本当は、
続かない方法を選ばされていただけ。
合わない服を無理に着て、
「私の体型が悪い」と思うのと同じ。
40代のスキンケアは、
自分の生活に合う形でいい。
最低限でいい。
頑張らなくていい。
それで続くなら、それが正解。
40代のスキンケアは「これだけ」でいいと思えるようになるまで
今でも、
たまに不安になる。
「これだけで足りてるのかな」って。
でも、そのたびに思い出す。
今の私は、
もう十分頑張ってる。
スキンケアまで、
自分を追い込まなくていい。
まずは、
“続く形”を選ぶこと。
それが、40代のスキンケアの土台なんだと思う。


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